
日本は1次リーグ第4戦で韓国に3―5で逆転負けし、通算成績が2勝2敗となった。
6回に新井の2点本塁打で均衡を破ったが、先発の和田が7回に韓国の李大浩に2点本塁打されて同点。9回は3番手の岩瀬が代打の金賢洙、李鍾旭の連続適時打などで3点を勝ち越された。その裏に敵失で1点を返したが、小刻みな継投にかわされた。
17日は休養日。次戦は18日にカナダと戦う。
日本は自滅した。9回、韓国選手が小躍りして3度本塁を駆け抜ける姿に、星野監督は腕組みをしてベンチで座ったまま動けなかった。
同点の9回。岩瀬が2死一、二塁のピンチを招く。得意のスライダーを低く制球したが、うまく振り払われ、中前へ運ばれた。
ここまではいい。中堅の青木からの返球は、中継の荒木へ。だが、荒木は明らかに間に合わない本塁へ送球した。近くにいた新井が、刺せそうな三塁を指示していたのに、だ。1点勝ち越される間に、一塁走者は三塁へ。次のバント安打で生還を許した。
「打たれたのは仕方ない。でもミスしちゃいけないところで、ミスしたら負ける」と田淵コーチ。ミスは重なる。なお一、三塁。一塁走者の意図して遅らせた盗塁スタートに阿部が二塁へ入った野手のはるか頭上を越える悪送球。重い3点目を献上した。その裏に新井の三塁打をきっかけに同点機を作るところまで迫った分、痛さがつのる。
星野監督は9回に触れず、「おれのミス。7回に和田が無死で四球を出したところで川上に継投しとくべきだった。後悔してる」と継投機を悔やんでみせ、選手を責めなかった。「新井がいい仕事をしてるのに、オレが取っちゃったみたい」と笑みさえ浮かべ、「残り全部勝つ。まだ行ける」とショックを押し隠したが……。
「準決勝進出に、2敗までは大丈夫」と臨んだ1次リーグ。3試合を残し、星野ジャパンがその余裕を使い果たした。
新井 先制2ランに、9回は追い上げのきっかけとなる三塁打。「とにかく次。個人的なことは置いといて、こうなった以上やるしかない」
岩瀬 「韓国はアジア予選と同じで気迫があった。それに負けないように行ったのだが……」
和田 好投したが、同点2ランを浴びる。「自分のせい。制球ミスです。次にやり返します」
長嶋茂雄氏の話 厳しい戦いになってしまいましたが、一つ一つのプレーを粘り強くしていけば、結果はついてくるはず。これからですよ。