中国4月の自動車の販売価格、前年同期比3.21%下落
2008年05月20日
最新のデータによると、中国の4月の自動車販売価格と販売台数はいずれも下降しており、特に価格は前年同期比で3.21%、前月比で1.19%下落しているという。これに関し業界関係者は「5月の販売台数が引き続き落ち込むようなら今年の下半期には価格競争が起こる可能性が高い」と予測している。
今回の値下げについては小型車がその急先鋒になっているという。例えば、広州ホンダの飛度(フィット)、長安スズキの雨燕(スイフト)など10タイプ以上の小型車が、それぞれ最高2万2000元から数1000元の値下げをしている。また、中高級車に関しては、メーカーが値下げ後の新価格を発表するという「奥の手」を使って、一汽フォルクスワーゲンの速騰(Sagitar)は1万1000元、ホンダの思域(シビック)は全シリーズで1万9000元、ベストセラーになったマツダのマツダ6(アテンザ)は最高2万元の値下げを実施している。
これに関連し、河北中興汽車製造有限公司市場部の郭俊峰総監は「安徽江淮汽車股フェン有限公司や奇瑞汽車股フェン公司などの一部車種にはプレミアがついて値上がりした例もあるが、値上がりは今年の自動車市場の大勢ではない」と現状を分析している。
また中国の有名な自動車アナリスト・賈新光氏は「合弁企業が中低級車の価格を値下げするのは中国の自主ブランド車にとっては大きな脅威だ。これらの企業は高級車で十分な利益を確保しているので、エコノミー車や小型車を値下げしても収益には大きな影響がない」と中低級車分野での価格競争の激化を予想している。