中国人民銀行、07年6回目の利上げを発表
2007年12月22日
新華社北京:中国人民銀行(中央銀行)は20日、21日から、金融機関の人民元建て預金・貸付の基準金利を引き上げると発表した。2007年に入って以来6回目の利上げだ。
中央銀行によると、07年12月21日から、1年ものの預金基準金利を現行の3.87%から0.27ポイント引き上げ4.14%に、1年ものの貸付基準金利を現行の7.29%から0.18ポイント引き上げ7.47%にするという。そのほかの各種預金・貸付基準金利も調整され、個人住宅積立金の貸付金利は拠え置かれる。
中央銀行は、このたびの利上げは「通貨緊縮政策の一環」としている。経済の過熱化とインフレの発生を防ぐのが目的だ。
先ごろ行われた「中央経済工作会議」は、08年には通貨緊縮政策を行うことを明確に打ち出している。マクロコントロールにおける通貨政策の役割を高め、市場への資金供給量を抑制するのが狙いだ。
国家統計局が先ごろ発表した最新の統計によると、07年11月の全国の消費者物価指数(CPI)は06年同期比6.9%上昇、07年に入って以来、1ヶ月間の最高の上昇幅を記録した。1-11月のCPI上昇幅は、06年同期比4.6%となっている。
中央銀行関係者は、次のように述べている。「07年に入って以来、中国のマクロ経済は急速な成長を維持。食品、エネルギー価格高騰の影響を受け、CPIは上昇を続けており、インフレ圧力は増大している。社会のインフレ予想を抑え、価格のてこ入れ作用を発揮させるため、中央銀行は再度の金利引き上げを決意した」。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】